ただれたライトカバー類を外して、見通しを良くしました。
フェンダーポールを動作させるモータのヒューズは飛んでいました。切れ方はバックリ切れていたので、一気に過電流が流れた模様。ただ、一気に過電流が流れて、ヒューズが切れたなら、火災は発生していなかったはず。ヒューズは火災によりコードの絶縁体が剥がれ落ち、結果としてショートして、ヒューズが切れたと見るほうが妥当。尚、ヒューズは定格品が付いていた事を確認した。

ヘッドライト、フェンダーポール、モータを取り出して見ました。モータ接合部あたりに黒い燃えカスが多く残っていて、激しく燃えた跡がありました。モータのカバーを外しましたが、中のコイルはきれいでした。ヘッドライトのカバーは一部に黒い燃えカスが見られるが、燃えカスがない部分もあります。ヘッドライトが出火場所ならばカバー全体がもっと燃えてただれている筈。それに比べて、モータ接合部あたりの燃えた跡はかなりひどく、ほとんど炭状態です。

出火場所は「フェンダーポールのモータ近傍」に特定できたが、出火原因は不明。
このフェンダーポールは共通部品として過去数年間TOYOTA車の全車種に使われているが、明らかに安全性に問題があります。他の車は大丈夫だろうか？

今後の対応はTOYOTAからの回答待ち。（２００５．１０．５）