<漫画家さんのアシスタント生活・その4>
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ある日新しいアシスタントさんが入ってきました。
先生や私と同じ雑誌でデビューをめざしてがんばっている女の子。
「分からないことばかりなんで色々教えてください」
一応センパイの私はちょっとセンパイ風をふかせて
アシスタントの仕事を色々教えてあげちゃったり
しました。
もともと絵のうまい子ではあったんだけど
アシスタントをするうちに
とうとうその子がデビューする事になりました。
「よかったね、おめでとう!」なんて余裕かましてたら
あっという間に売れっ子さんになってしまい
忙しくてアシスタントに来れなくなってしまいました。
ひゅるるるる・・・・・
別にひがんでなんかないけど・・・スゴイなあ・・
漫画の世界は年功序列的なものと違っていきなりでてきた新人さんが
いきなり売れっ子!なんてザラ。
きっとミュージシャンだって作家さんだってそんなことは日常茶飯事
なんだろな・・・
でも私は私のペースで前進していけばいいや。
ここの仕事大好きだしね・・・
いや、ホント。