<漫画家さんのアシスタント生活・その1>
よく、まわりの人に聞かれる質問。
「なにか専門的な絵の勉強をしてきたの?」
いえいえ、私まったく絵の勉強なんてしたことありません。
ただ小さい頃からお絵かきが好きで紙とエンピツがあれば幸せ。
何時間でもお絵かきをしていた女の子。
将来漫画家を夢みていたけどほぼ自己流です。
たまたま漫画スクールに応募したらデビューが決まったんだけど
ほとんど技術がない!
専門知識もほとんどない!!
ずっと漫画家さんのアシスタントをしたいと思ってはいたんだけど、
どこ?漫画家さんなんてどこにいらっしゃるの??
そんなかんたんに漫画家さんなんていないよぅ!
いえ、いるんです。
関西にも漫画家さんはたくさんいらっしゃるのです。
たまに「○○先生がアシスタントを募集しています。応募先は・・・」
という記事が載っている場合もありそこでうまく採用される人もいます。
私はデビューしてから担当さんに
「アシスタントしたいのでどこか紹介して下さい」
・・とお願いをしていたのですがなんといっても私は全然技術のない素人同然。
それを一から手取り足取り(?)教えてくれる売れっ子漫画家さん
(そんなヒマないって)は
そうそういらっしゃらないのです。
腕のある使えるアシスタントさんなら欲しいわけですね。
これ当たり前・・。
〆切前の漫画家さんはせっぱつまっているのですもの。
そんな時たまたま東京の出版社のパーティでお話をした漫画家さん
(女の人)が関西の人で
しかも初連載をかかえていたのです。
「え?関西の人?私もやねん」
そしてなんと!私をアシスタントに呼んで下さったのです。
念願のアシスタントデビュー!です。パチパチパチ!!!