学校だより3月号

 

 

                 にしはら                                            渋谷区立西原小学

                                                                               平成20年3月1   3     

  

知識・技能の習得と活用

                                                                                                                 校 長 市

 

 三月とは言え、まだ冷たい風に身を震わせるような日もありますが、日差しには春の気配が感じられるようになりました。地域の皆様、保護者の皆様には、この一年間、西原小の教育に深いご理解とご協力をいただきましたことに心からお礼申し上げます。

 

 さて、まもなく新学習指導要領が告示されますが、現行の学習指導要領の理念「生きる力」は新しい学習指導要領に引き継がれることになりました。知識基盤社会という耳新しい言葉が聞かれるようになりましたが、国際化の進展とともに、社会のグローバル化が進み、知識を活用して、変化の荒波を乗り越えていく力が求められています。これこそ生きる力でありますから、知識基盤社会そのものが、身につけた知識を活用する力を実の場で発揮することを求めているともとれます。要は、教育現場においては、次世代の社会の形成者としての資質を身につけさせていかなければならないと同時に、新学習指導要領が知識・技能の習得と活用という新たなキーワードを提示してきたことを認識しなければなりません。

 

 新学習指導要領の教育内容に関する改善事項の中に「言語活動の充実」が掲げられています。言語は論理や思考、コミュニケーションなどの能力の基盤となるばかりでなく感性や情緒の基盤でもあると規定しているところに、私は着目したいと思います。このことは単に言語活動は国語科だけで扱えばよいというものではなく、全教科・領域にわたって展開していかなければならないということになります。たとえば、非言語による表現特性をもった音楽や図工といった教科でも言語活動を展開していくことが求められていると理解してよいのではないかと思います。

 

 言葉が単に言語能力の基盤になるばかりでなく、感性や情緒の基盤であるとするなら、学校内に子供たちの優しく、真実にとみ、美しい言葉がみちあふれる学校にしたいと思います。本年度は、言葉の教育をテーマに研究発表会を実施しましたが、保護者の皆様の厚いご支援に深く感謝申し上げます。また、新たな年度に向けてもご理解ご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

                                    

     

 
 
 
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