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クリスマス音楽礼拝 |
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クリスマスが近づいたころ、私どもの家に近い桜新町駅の改札をでたところにポスターが貼ってあるのに気が付きました。近寄ってみると、「クリスマス音楽礼拝 会場:世田谷中央教会」とありました。
私どもはこの土地に来てから9年以上になりますが、これまでこのような案内を目にしたことはありませんでした。会場の世田谷中央教会というのは、地図で見るとサザエさん通りの中ほどでこの桜新町駅のすぐ近くです。 |
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私はキリスト教徒ではありませんが、西洋音楽には50年以上にわたって親しんでおり、ミサ曲をはじめ教会音楽にも深い関心があります。
このポスターを見て、音楽礼拝の行われるクリスマスイブの夕方7時の少し前に会場の世田谷中央教会に行きました。
教会の2階に上がると広い礼拝堂があり、正面に置かれた説教壇の背後に聖歌隊の入るスペースがありました。 また写真のオルガンとピアノがあり、その周囲で演奏者たちが曲目の打ち合わせなどをしていました。 |
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エレキギターを持った背の高い若いプレーヤーがその中に加わって音あわせをしていました。この日の深夜にこの会場でクリスマスジャズコンサートも行われるとのことで、その出演者がこちらにも参加したのでしょうか。 |
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音楽礼拝は、バッハのアリア「眠れ、いとし子」のオルガン演奏で始まりました。 大作クリスマスオラトリオの中の1曲です。
その後、聖歌隊による賛美歌の合唱、一同での唱和、安藤牧師による聖書朗読が交互に行われて進行しました。
次は、ヘンデルのオラトリオ「メサイア」の中の「喜びの訪れを世に告ぐる者」でした。ソプラノの独唱と聖歌隊の演奏です。前半の最後は、モーツアルトの有名なコンサートアリア「聴問僧の荘厳な晩課」の中の「ほめよ主を」でした。この名作を、モーツアルトはなんと16歳のときに作曲したとのことです。 |
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この教会は、アメリカプロテスタント系の有力宗派「日本同盟基督教団」に属するとのことです。同教団は日本に宣教開始してから110年あまりという歴史を有しており、この教会も55年もの長きにわたり福音伝道を行ってきたそうです。
その礼拝堂で、安藤牧師による今年度のクリスマスメッセージが始まりました。イラク戦争およびその後なお続く混乱などとは明らかにはおっしゃいませんでしたが、世界中に争いが多いのを嘆き、いまこそイエスの愛の精神、自己犠牲の精神による問題の解決、平和の実現が必要だと説きました。 |
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クリスマスメッセージのあと、まず聖歌隊により「アメイジンググレース」が演奏されました。この曲の原形はイギリスの古い賛美歌だったそうですが、アメリカの奴隷制時代に黒人霊歌として広まりました。現在ではジャズなどあらゆる音楽ジャンルにアレンジされ、アメリカ人の心の歌といわれます。
賛美歌の最後は、おなじみの「きよしこの夜」でした。クリスマスイブというと、やはり最後はこの曲ということになります。私どもは賛美歌の曲は知っていても、歌詞はほとんどわかりません。しかしこの曲だけは歌詞を知っているので、助かります。 |
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写真はこの教会に近い桜新町駅前に置かれたクリスマスツリーで、夜にはみごとなイルミネーションで行き交う人々の目を楽しませます。 |
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以上で、聖歌隊のかかわる部分はすべて終了しました。これまで安藤牧師も聖歌隊に加わって歌ってきましたが、無事終了ということで、聖歌隊の皆さんとともにほっとした表情でお互いの努力を称えあっていました。
イブの聖歌
終えて目頭
押えけり
引き続いて、後奏としてパッヘルベルの「イエスキリストをほめたたえよ」がオルガンで演奏されました。 |
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会衆の皆様も、オルガンの幅広い響きをゆったりと聴いていらっしゃいました。パッヘルベルは1709年没ということで、大バッハより40年ほどの時代に活躍したオルガン奏者・作曲家です。 |
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最後に、安藤牧師から「お見えになった300人近い方々全員分のケーキと紅茶が用意してあります」というお言葉がありました。すばらしい音楽礼拝で気持ちよくつかれを感じていたので、それに甘えて教会の1階でケーキと紅茶をいただきました。
この教団は、現在ネパールなど経済が困難な状況にある国の子供たちに食糧を送る活動をしているそうです。 安藤牧師も先ほどのお話の中で、敗戦後日本の子供たちも、アメリカやカナダからの食糧援助により学校給食を受けて救われたとおっしゃっていました。 |
私どももその趣旨に賛同し、教会の献金箱にささやかな志を入れさせていただきました。
日ごろ私どもは、まだ使える食材などを簡単にごみとして廃棄しています。また、これからの年末の時期には宴会などで料理やアルコール類などが大量にむだに廃棄されます。 これらに相当する金品をあらかじめ取りおいておき、まとめて世界の食糧難の子供たちに送る方法はないものかと思います。 |