旅行

文学

美術

音楽

宗教

パソコン

ペット

リンク

イタリア旅行

フランス旅行

トップページ イタリア旅行(17)フィレンツェ大聖堂 メニューへ

戻る 次へ

フィレンツェ大聖堂

 「フィレンツェ」とはイタリア語で「花の都」という意味ですが、その中心がフィレンツェ大聖堂です。そのために、フィレンツェ大聖堂は「花の聖母教会」と呼ばれることもあります。「サンタ・マリア・デ ル・フィオーレ大聖堂」というのが正式の名前だそうです。
1296年から建立が始まり、その後140年の歳月をかけてメディチ家のコジモの代に完工にいたりました。

全長153メートル、最大幅90メートルという壮大な建築で、大聖堂としては世界で4番目の規模ということです(ちなみに世界一はやはりローマのサンピエトロ寺院)。

ドゥオモ遠望
大聖堂遠望

 この巨大な建築が、さほど広くないドゥオモ広場の真ん中にでんと鎮座しているので、広場の中からは大聖堂の全容がなかなかつかめません。そこで、大聖堂の近くにあるデパートの屋上に上がり、大聖堂のあたりの写真を撮りました。
ご覧のように、大聖堂の東の端に巨大なクーポラ(大円蓋)をいただくドゥオモが天を突いてそびえています。まさにフィレンツェの象徴で、高層ビルのないこの街では少し見通しの効くところだったらどこからも見えます。

大聖堂の西の端には、高さ84メートルにも及ぶ「ジォットの鐘楼」が立っています。

ドゥオモ広場
ドゥオモ広場

 私どもの泊まったホテルはフィレンツェ中央駅の近くにあったので、ドゥオモには西側から近づきます。
ドゥオモ広場の入口からは、まず「サン・ジョバンニ洗礼堂」が一番手前に見え、その奥に大聖堂の巨大なファサード(正面)が見えます。そして、それら全体に覆いかぶさるように巨大なクーポラがそびえています。

あまり広くないドゥオモ広場のなかに、これらの巨大な建物がひしめき合っている様子がおわかりかと思います。画面下にある自動車の大きさと比較してください。

なお、上の写真にあった「ジォットの鐘楼」は、この写真では中央にある巨大な壁状のファサードの右側に隠れて立っています。

3色の大理石
三色の大理石

 ドゥオモ広場に入りドゥオモに近づくと、改めてその大きさに驚きます。大聖堂の門や入口も写真のような大きさです。上を見上げたまま、大聖堂の建物に沿ってぐるりと一周しました。

大聖堂の外壁は、白、緑、ピンクの大理石で覆われています。少し離れてみると、これらの石材を巧みに使って中間色調の優しい装飾を施しているのがわかります。

この大聖堂は「ルネッサンス建築」の始まりとされますが、なるほどと思われました。

ドゥオモの扉
ドゥオモの扉

 ドゥオモには3つほど大きな扉があるようですが、それらの扉の大きさもこの通りです。下にいる人の背丈と比べてください。
扉のレリーフや扉の左右に配置されている聖人の彫像も、傍によってよく見ると非常にレベルが高いのがわかります。

ドゥオモの中には優れた美術品がたくさんあるとのことです。またドゥオモの大クーポラに登ることもできるそうです。

そこからは、まわりに高い建物がないので、フィレンツェの街の端まで360度見渡せるとのことです。

扉の上の宗教画
扉の上の宗教画

 それぞれの扉の上には、このような宗教画が掲げられてあります。なにしろ日光がじかに当たるところですので、多分モザイク画ではないかと思われますが、なかなかの出来栄えです。

今回は見られませんでしたが、大クーポラの内側は「最後の審判」が描かれているとのことです。

またドゥオモの奥のほうには、ドメニコ・ディ・ミケリーノのフレスコ画『ダンテと神曲の世界』があるそうです。

ジォットの鐘楼
ジォットの鐘楼

 この鐘楼は、ルネッサンス前夜の画家・建築家ジォットによって1334年に建築が開始されました。その後他の建築家に引き継がれ、1359年に完成したとのことです。
ネオゴシックという様式の建築だそうで、一直線に天を目指して立っており、ドゥオモのクーポラと好対照をなしています。

鐘楼の基部には56枚ものレリーフや16体の彫像があるとのことですが、私どもはそれを知らず、鐘楼の下を何度も通ったのにそれらを見ないで終わりました。

鐘楼には400段あまりの階段があり、天辺まで登ることができるそうですが、これも結局行きませんでした。

サン・ジョヴァンニ洗礼堂
サン・ジョヴァンニ洗礼堂

 ドゥオモのファサード(正面)前に、サン・ジョヴァンニ洗礼堂があります。ユニークな八角形のクーポラ構造で、外壁はドゥオモと同じように白、緑の大理石で飾られています。
この洗礼堂の建立はドゥオモよりはるかに古く、ドゥオモができる前はこれが教会堂として使われていたそうです。
昔は、洗礼を受ける前の人は大聖堂に入れなかったので、洗礼堂が大聖堂の外に設けられ、そこで洗礼を受けてから大聖堂に向かったとのことです。

この洗礼堂のなかにも優れた美術品がたくさんあるそうですが、今回は結局行けなくて大変残念でした。

天国の扉
天国の扉

 洗礼堂の扉の一つに、ルネッサンスの代表的なレリーフのパネルが付けられています。ロレンツォ・ギベルティ制作のこの作品は、旧約聖書の10場面を描いたブロンズのレリーフの上に金を張ったもので、のちにミケランジェロによって 《天国への門》 と名付けられました。

現在ここにあるのは、日本の寄付金によって制作されたコピーで、オリジナルは大聖堂付属美術館に収められているそうです。

私どもが行ったときは、折悪しく扉の修復中だったようで、足場が組まれていて一部しかみえませんでした。

戻る 次へ

  トップページ メニューに戻る