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イタリア旅行(12) カンポ広場 |
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ガイドさんといっしょにシェナ大聖堂のある丘を少し下ると、右側に通路があり、その奥に大きな広場があるのが見えました。広場とはいっても、丘が集まってできているシェナのことですから平坦な普通の広場ではなく、すり鉢のように中央がくぼんだ形になっています。だれかが貝殻の形をしているといっていましたが、そのようにも見えます。 |

この広場は少々不整形ではありますが、面積は相当なもので、イタリアを代表する広場の一つといえましょう。世界でもっとも美しい広場という人もいます。
この広場で毎年夏に、パリオと呼ばれるシェナの各地区対抗の競馬が行なわれます。各地区の代表は、1年かけて入念な準備をしてこの広場に集い、中世以来の衣装をつけて競技を行います。当日はこの広場は超満員となり、観客はワールドサッカーをも上回るフィーバーで応援をするそうです。 |
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広場の周りは上の写真のように、赤レンガ造りのクラシックな建物が立ち並んでいます。昔は法律で建築の仕方などが決まっていたそうです。
左の写真のプブリコ宮殿(現在は市庁舎となっている)は13世紀末から14世紀半ばにかけて建てられたもので、トスカーナのゴシック建築の代表とされています。広場に面した宮殿の入口は、ご覧のように優雅なアーチ構造となっています。 |
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当時のシェナは、堅固な城壁に囲まれた強力な都市国家でトスカナ地方に君臨していたそうですが、その威光がしのばれます。 |
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プブリコ宮殿の左端にそびえているのが、「マンジャの塔」です。鐘楼兼時計塔兼見晴らし塔といったもののようです。 そういえば大聖堂には鐘楼がなかったような気がしますが、このマンジャの塔がシェナの鐘楼ということでしょうか。
頂上まで400段もの階段がついていて、観光客が登ることができるそうです。その天辺からの眺望は素晴らしいと思われますが、なにせ私どもはシェナには数時間しかいられなかったのでこれも割愛しました。 |
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このマンジャの塔の影がカンポ広場にかかるので、いわば巨大な日時計として利用されているのだそうです。 |
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広場の周りには、ピザハウスなどの飲食店、商店などが軒を並べています。
本日は私どもはちゃんとした朝食をとらないでここまできましたので、お腹がすいていました。H.I.Sバスでフィレンツェに出発するまであまり時間がなかったのですが、早く食べられそうなレストランに飛び込みました。ラザリアとサンドイッチを食べましたが、なかなかおいしく、値段もローマより安いようでした。
なお、ここの名物はシナモンやチョコレートのお菓子だそうです。 |
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しかし私どもは、広場の露店でドーナツを揚げていたのがとてもおいしそうだったので、それを衝動買いしました。 |
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ガイドさんに言われていた時刻に全員が広場の入口に集合して、またバスが待っている駐車場まで歩き始めました。旧市街入口にある例の深い谷間にどんどんと降りて行き、次にその谷底から今度は急な坂を息を弾ませて登ります。やっと坂を登り終えて谷底を振り返ると、その深さに驚きます。
写真はそのあたりにあった建物で普通のアパートと思われますが、赤いレンガ調の外装とアーチでつながれた列柱のあるクラシックな造りとなっています。 |
やはりこの町には、アパートといえども東京のような機能優先の建築をするわけには行かないのでしょうか。そこからまた15分ほどガイドさんといっしょに歩いて、バスが待っている駐車場に着きました。
ここからフィレンツェまでは50kmほどと遠くはありません。フィレンツェはアルノ川沿いですのでシェナよりやや標高が低いようで、バスも次第に山を下って走行します。 |