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デスクトップの設定

 パソコンを新しく購入してスイッチを入れると、デスクトップ画面にそのパソコンのメーカーが提供した画像が表示されます。また、自分の子供の写真とかあるいは愛犬の写真などをデスクトップ画面に貼っている人もいます。

パソコンのデスクトップにはパソコンを利用する上で重要な情報がたくさん表示されますので、それらが見やすくスピーディに利用できるのが第一です。デスクトップ上の情報のじゃまにならない範囲で自分の好きな画像を貼り、ときどき画像を入れ替えて楽しむというのも気分の転換になるでしょう。

背景画像の選択

 では、どうしたら自分の好みの画像をデスクトップ画面に貼ることができるでしょうか。
まず、パソコンのデスクトップのなにもアイコンなどがない部分で、右クリックをしてください。「プロパティ」を選択し、上部のメニュータブで「デスクトップ」を選択すると、下図の画面が表示されます。

「背景」の枠内で、画像の名前をクリックして選択すると、その画像が枠の上部に表示されます。「表示位置」で、「中央に表示」を選択すると、画像のサイズが小さいときはその画像が画面の中央に小さく貼り付けられます。「拡大して表示」を選択すると、その画像がパソコンのディスプレイ画面いっぱいに拡大して表示されます。
壁紙のように小さい画像を縦横に繰り返して並べるには、「並べて表示」を選択します。

壁紙の画像


背景画像の格納位置

 上記の背景画像のファイルは、通常パソコンの C ドライブ、Windows フォルダを開き、さらに web フォルダを開いた中にある Wallpaper フォルダの中に格納されています(下図)。

上記以外の場所においたファイルも、その位置を指定して利用することはもちろんできますが、画像ファイルの管理上からも、デフォルトの位置であるこの場所に背景画像のファイルをセーブするのが無難でしょう。

背景画像の格納位置


背景画像のプロパティ

 上記の Wallpaper フォルダの中にある「夕陽の砂丘」という画像ファイルのプロパティを見ると、800ピクセル×600ピクセルのjpgファイルであるのがわかりました。Windows の画面は通常横対縦が4:3の比率なので、この画像ファイルもその比率で作成されています。

現在では、大多数のパソコンが 1024ピクセル×768ピクセル で画面を表示しています。従って、この背景画像ファイルを使用する場合には、「表示位置」で「拡大して表示」を指定するのがよいでしょう。

このように画像を拡大して利用すると、当然画像がぼやけたり、不自然な画像になったりします。しかしあとで説明するように、背景画像はあまりシャープだとデスクトップの操作を行うとき見にくくなることがあるので、少々の画像のぼけは許容されます。
背景画像ファイルが小さい場合には、デスクトップにスピーディに表示できるというメリットがあります。

背景画像の作成

 それでは、デジタルカメラで撮影した画像ファイルを利用して、背景画像を作成しましょう。コンパクトタイプのデジタルカメラで撮影した画像は、通常横対縦が4:3の比率のjpgファイルで記録されます。従って、それらの画像をたとえば 800ピクセル×600 ピクセルあるいは 1024ピクセル×768ピクセルに縦横比を保ったままサイズダウンすれば、基本的にはデスクトップの背景画像として利用できます。

しかし、最初に述べたように、デスクトップの背景画像はデスクトップにあるパソコンの情報を読みにくくするものであってはなりません。デジタルカメラで撮影した画像は、そのままではコントラストや彩度が高すぎて背景画像には使えません。

コントラストの圧縮

 現画像の明暗の差が大きすぎるときは、通常は「コントラスト」を若干下げて調整します。Windows の画像処理プログラムの定番 Paintshop 8 の場合には、「調整」メニュータブから「明るさとコントラスト」メニューを選択します。

しかし、デジタルカメラで撮影した画像は非常にコントラストが強く、上記の調整では十分にはコントラストを圧縮できません。特に画像の暗い部分の調整が困難です。
そこで、まず「ガンマ補正」により画像の暗い部分を伸張して明るくしておきます。 Paintshop 8 の場合には、「調整」メニュータブから「明るさとコントラスト」-->「ガンマ補正」メニューを選択します。

今回は、野菊を撮影した画像を加工しようと思います。それほどコントラストの強い写真ではないのですが、それでも背景画像にはトーンが強すぎました。そこで、下図のようにガンマを1.3として画像の暗い部分を伸張し、明るい部分を圧縮しました。

ガンマ補正

次いで、下図のように、「調整」メニュータブから「明るさとコントラスト」メニューを選択し、コントラストを20パーセント小さくしました。この調整の結果、画面が暗くなることがありますが、その場合には「明るさ」も調整します。

コントラストの調整


彩度の調整

 以上で背景画像の明るさ、コントラストは大体調整できますが、それでもなお画像の色が濃すぎて、デスクトップ上のアイコンなどが識別しにくい場合があります。そのときには、「彩度」の調整を行います。
Paintshop 8 の場合には、「調整」メニュータブから「色あいと鮮やかさ」メニューを選択します。ムが必要です。今回は、下図のように彩度を20パーセント低減しました。



背景画像の完成

 以上で、パソコンデスクトップに貼り付ける背景画像のファイルが完成しました。これを、前記の Windows フォルダ--> web フォルダ--> Wallpaper フォルダにセーブし、デスクトップのプロパティ画面から選択すれば、この野菊の背景画像が表示されます。

上記のような画像処理の結果、もとのデジタルカメラで撮影した画像に比較するとまるで面白くない画像になってしまいましたが、これはパソコンのデスクトップ情報を優先した結果で、致しかたないことです。このページを参考にして、ご自分で、背景画像とパソコンのデスクトップ情報のみやすさの兼ねあいを探してください。



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