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Windows Vista の高速化 |
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現在のパソコンは、大多数がマイクロソフト社が開発したオペレーティングシステム Windows を採用しています。その Windows もバージョンが変ってきましたが、現在は Windows Vista という最新のOSが主流になっています。
Windows Vista は、これまでのOSより安全性と快適性を一段と高め、魅力ある新機能をたくさん持っていますが、その真価を発揮するためにはパソコンのCPU、メモリ、ビデオコントローラなどハードウェアが十分な性能を持つ必要があります。 |
現在市場で販売されているWindows Vista パソコンのうち低価格機では、CPU、ビデオコントローラなどの性能が十分でない場合が少なくありません。また、メモリのサイズもそれほど大きくないのが普通です。
このようなパソコンにWindows Vistaを搭載しているので、結果としてパソコン利用者の間で「Windows Vista は遅い」という不満がよく聞かれることになるのです。
Windows Vistaでは、"Basic モード"、"Windows Aero" の2種類のユーザー インターフェイスが提供されています。低価格機では普通Windows Vista Home BasicというOSを利用し、Basic モードで動作します。Windows Vista Home Premium以上のOSでは、Windows Aeroが利用可能です。
Windows Aeroでは、アニメーション、半透明効果などを利用したダイナミックな3Dグラフィックスが実現できますが、そのためには高速CPU、高能力ビデオコントローラと大容量メモリが必要とされます。
これらの条件が十分に満たされない場合には、Windows Aeroの利用はパソコンの処理速度の低下に結びつきやすいのです。 |
皆様は、このように高度な機能を持つWindows Vista パソコンでどのようなお仕事をしていらっしゃるでしょうか。私の身近にいるパソコン利用者を見ると、大多数がインターネットの利用とofficeなどのビジネスソフト、画像処理などに使っているだけです。 今後はWindows Aeroの機能を生かした高度なソフトが登場すると思われますが、少なくとも現時点では大多数の利用者はこのような使い方をしていると考えられます。
そうであるならば、現在利用しているパソコンでWindows Vistaの設定を見直して、ふだん使っているアプリケーションソフトが高速に動作するように工夫することができます。
このページでは、Windows Vistaの設定を変えることで比較的簡単にVista パソコンを高速化する方法をいくつかご紹介いたしましょう。 |
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Windows Vistaから、デスクトップ画面の片側(通常は右側)にWindows サイドバーというウィンドウが表示されるようになりました(左図)。
サイドバーには、ガジェットという小さなプログラムのアイコンを集中して配置し、管理することができます。
これらは使い方によっては大変便利で愛用者も多いのですが、反面かなりのCPUパワーとメモリを必要とします。パソコンの起動時には、サイドバーとガジェットが表示されるまでにかなりの時間を要することがあります。 |
ガジェットの必要性が特にないのであれば、サイドバーを使わない設定にすることで、かなりの高速化が期待できます。
その設定をするには、パソコン画面の左下スタートボタンをクリックし、「コントロールパネル」を選択します。その中の「デスクトップのカスタマイズ」から「Windows サイドバーのプロパティ」をクリックすると、下のウィンドウが表示されます。 そのウィンドウの一番上にある「Windows起動時に サイドバーを開始します」のチェックボックスのチェックを外して下さい。 |

Windows Vistaパソコンでは、通常横長のいわゆるワイド画面モニタを使用します。 そのようなワイド画面モニタで上記のようにサイドバーを使わない設定にすると、水平方向のスペースが十分とれ、多くのソフトを同時に立ち上げて使用する場合などには大変使いやすくなります。
また、エクセルなどの大きな表を作成・編集する場合も、データの把握・確認が楽になり、仕事をスピーディに進めることができます。 |
Windows Vistaパソコンを初めて起動させると、デスクトップ画面には大きな背景画像(壁紙)が表示されます。それを自分の好みの画像に交換して楽しんでいる方も多いと思います。
しかし、デスクトップ画面に大きな背景画像を貼ると、仕事に関係ないことにメモリが消費され、またパソコンの起動が遅くなることにもなります。ここでは私どもは「毎日の仕事をスピーディにこなせる」ことに徹して、パソコンの背景画像を除去して使用しましょう。
Windows Vistaパソコンのデスクトップ画面で右クリックを行い、「個人設定」を選択します。現れた画面で「デスクトップの背景」をクリックすると、下の画面が表示されます。
その画面上部の「場所」のドロップダウンメニューで「純色」を選択し、その下の枠の中からお好みの色を選んでください。「詳細」をクリックすると、自分の好みの色を設定して使うこともできます。 |

Windows Vista にはさまざまな機能がインストールされていますが、それらの中には普通のユーザーがほとんど使わないものがあります。それらが「有効」に設定されていると、Windows Vistaパソコンの起動の際、それらのプログラムをロードしてすぐに使えるようにします。
これにより、普通の仕事に関係ないことにメモリが消費され、またパソコンの起動に時間がかかることにもなります。そこで、Vista の機能を調べて不要なものは「無効」に設定することで軽量化しましょう。
Windows Vistaパソコンのデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてコントロールパネルを表示し、その中の「プログラム」を選択してください。現れた画面で「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックすると、下の画面が表示されます。
その画面にはWindows Vistaにインストールされているさまざまなサービスが列挙されているので、それらを一つ一つ調べてご自分にとって不要なものが見つかれば対応するチェックボックスのチェックを外してください。 |

まず、上記「Windowsの機能の有効化または無効化」の画面でチェックがついているサービス項目をメモし、そのメモを保存してください。そして、これから行う機能無効化の結果パソコンになにか不具合が出たら、そのメモを参照してパソコンの設定を復元してください。
私の場合は、この画面で次のサービス項目のチェックを外して無効化しました。
- Tablet PC オプションコンポーネント
タブレットPCを使わない場合には、これは必要ありません。
- RDC (Remote Differential Compression)
RDC とは限られた帯域幅でのデータ転送を最適化する圧縮テクノロジだそうですが、通常はほとんど使われることがありません。
- Windows FAX とスキャン
FAX の送受信をパソコンから行わなければ、これは不要です。
- Windows ミーティング スペース
P2P通信のためのプログラムですが、通常はほとんど使われません。
- ゲーム
私は仕事をするためにパソコンを利用しているので、これは不要です。
これらのチェックを外して画面下端のOKボタンをクリックすると、これらの設定を有効にするために再起動を求められるので、それを行ってください。
私の場合には、これらを無効化したことで、Windows Vistaがかなり高速化できました。しかし、利用者のパソコンによってはなにかトラブルがあるかも知れませんので、どうぞご自分の責任でトライしてください。
次回には、今回とは別の方面からWindows Vistaを高速化する方法を解説いたします。 |