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パソコンのリフォーム |
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私は、パソコンを、事務処理、プログラム開発、インターネットのウェブ、ブログ、メールなど多方面に利用しています。3年半ほど前、当時の低価格デスクトップパソコンを購入し、愛用してきましたが、ここにきてこのパソコンの能力不足が目だってきました。
このパソコンは、低価格パソコンで知られるソーテック(株)の省スペース機で、現在の主流OSである Windows XP が世に出てから間もないころの製品です。読者の皆様も、このころの低価格パソコンを購入して現在も使用している人が多いと思いますが、その方々はやはり私と同じようにご自分のパソコンの能力に少々嫌気がさしていることと思います。
特に、ハードディスクの容量が小さくディスクエリアの余裕が少ない、ハードディスクが遅い、メモリが少ない、というのが旧型パソコンの代表的な問題点といえましょう。 |
基本的な性能とは別に、信頼性も大変重要な問題です。毎日仕事でパソコンを使用し、パソコンのハードディスクに日々貴重なデータを記録しているのですから、パソコンが起動しなくなったり、ハードディスクからデータが読めなくなったりしたら、仕事に重大な支障が生じます。
以前のパソコンでは、CPUが熱暴走したり電源が壊れたりすることもありましたが、最近ではパソコンの重大なトラブルはほとんどがハードディスクに関係したものとなりました。そのハードディスクは、基本的には消耗品であり、使用頻度が高い場合には使用開始後3、4年以降は次第に故障の確率が大きくなるとされます。 |
このように旧型パソコンに不満がある場合、最近ではスペックの優れた新型パソコンが安価で販売されているので、それらに買い換えるのもいいでしょう。
そこで私も最近のパソコンのスペック、価格を調べましたが、筐体の小さい省スペース機はかなりの価格であるのがわかりました。一まわり筐体の大きいマイクロタワー型のパソコンは、拡張性が高い、ハードディスクが2台収納できるなどのメリットがあるのですが、ここ数年使ってきた省スペース機のコンパクトさは換えがたいメリットです。
悩んだ末に、結局、新型パソコンの購入はしばらくあとにして、現在使用している省スペース機をリフォームして使用することにしました。その理由は、必要最小限の投資をしてパワーアップすれば、現在のパソコンの利用状況から判断してあと2年くらいは使用できると思われたためです。
さて、それでは、旧型パソコンにどのようなリフォームをして使用したらよいでしょうか。まず、あと2年くらいしか使用しないので、リフォームのためのコストは必要最小限にとどめる必要があります。 |
旧型パソコンに搭載されているメモリは、概して容量が大きくありません。しかし、最近のアプリケーションソフトは大量のメモリを必要とするものが多くなっており、また、動画、音声などの新しいサービスでは、メモリが十分ないと快適な動作が難しくなっています。
そこで、旧型パソコンのメモリを増強したいのですが、ここでパソコンに使用するメモリの形式について注意が必要になります。 私が持っているソーテック(株)のパソコンでは、168ピンDIMMというメモリを使用しています。これは同じ容量のメモリを2枚一組で実装するもので、現在ではもう主流ではなくなっています。まだ販売はされているので、これを購入してメモリを増強するのは可能ですが、そうしても次に購入するパソコンにこのメモリを転用することはできません。
これでは、わずか2年間利用するための投資としては大変コスト高になってしまいます。この問題でしばらく悩みましたが、現在のパソコンに実装されている256MBでも一応の動作はしているので、メモリの増強はしないで済ませることに決めました。 |
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次に、ハードディスクについて検討します。現在のパソコンに搭載されているハードディスクは、容量40GB、回転数は5400rpmというもので、現在では容量の点でもスピードの点でももの足りません。前記信頼性の点でも不安があるので、このハードディスクを交換することにしました。 |
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幸い、最近では高性能のハードディスクが非常に安く販売されています。ソーテック(株)のホームページの記事やパソコンのマニュアルをもとにしてハードディスクメーカー各社の製品を検討しました。容量は、今後2年間の使用になんとか耐える最低限ということで、80GBにしました。
次に、例によって価格ドットコムで、それらの機種の価格を調べます。結局、バッファローのHD−H80FBというIDEハードディスクに決定し、もっとも価格が安かった販売店で購入しました。購入価格は、送料込みで9,197円で済みました。 |
ハードディスクの交換を行う際には、現在のハードディスク内のデータ、アプリケーションプログラムなどが新しいハードディスクに継承されなければなりません。
まず、現在のハードディスクの内容を整理しましょう。不要データファイル、不要なアプリケーションプログラムなどがたくさんあるものです。 それらの整理が終わったら、ウィルスチェックをかけて、怪しいデータを除去しておきます。最後にスキャンディスクをして、データの誤りを検出・修正してください。
このようにして整理したデータを新しいハードディスクに転送するわけですが、この方法はパソコンによって大きく2つに分かれます。
やや大型のパソコンでは、通常ハードディスクを2つ接続できるので、旧ハードディスクと新ハードディスクを同時にパソコンに接続しておき、旧ハードディスクの内容を新ハードディスクにコピーすることが可能です。コピーが終了したら、新ハードディスクからパソコンが立ち上がるように設定すれば、ハードディスクの交換は終了です。
しかし、私が現在使用しているような省スペース型パソコンでは、通常ハードディスクは1つしか接続できません。そこで、現在のハードディスクの内容を一度どこかにバックアップしておいてからハードディスクを新しいものに交換し、その後新ハードディスクにすべてのデータを書き戻す必要があります。
このバックアップには、 USB 給電型の小型外部ハードディスクを利用すると大変便利です。最近では、80GBクラスの大容量USBハードディスクが一万円くらいで販売されています。 |
上記のように、現在のハードディスク内のデータの整理、バックアップが完了したら、いよいよハードディスクの交換を行います。 Windows パソコンのハードディスクは、基本的に同じ規格で製造されておりコネクタ類もみな同じなので、物理的な交換作業は簡単に終了するはずです。お持ちのパソコンのマニュアルを参照して、ていねいに作業してください。
以降は、ハードディスクが1つしか接続できない省スペース型パソコンについて説明します。この場合には、原則としてパソコンの基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)と主要アプリケーションソフトウェアは、再インストール、再設定を行う必要があります。
具体的には、ハードディスクの交換が終了したら、パソコンに付属してきたリカバリCDROM を挿入してパソコンの電源をONにします。以降は画面の指示にしたがって操作を行うと、パソコンのオペレーティングシステム(Windows)がインストールされます。同時にエクセル、ワードなどのアプリケーションプログラムもインストールされる場合もあります。
Windows が正常にインストールされるとUSBが利用できるようになるので、上記旧ハードディスクのデータをアックアップしておいた USB ハードディスクを接続し、旧ハードディスクのデータを新ハードディスクにコピーします。 |
上記のように、ハードディスクの交換作業は、現在のハードディスク内のデータを新ハードディスクに移行するのがキーポイントとなります。ハードディスクが2台あるパソコンの場合は、データの移行は比較的簡単ですが、それでも万一の事故に備えて重要なデータ類はしっかりとバックアップをしておく必要があります。
ハードディスクが1つしか接続できない省スペース型パソコンでは、データ類のバックアップはもちろん必要ですが、それに加えてオペレーティングシステムと主要アプリケーションソフトウェアの再インストール、再設定を行わなければなりません。
この場合の主な注意点を、下にリストアップしました。
- メールのデータ、設定をバックアップする
毎日のメールのテキストが失われると、すぐに仕事にさしつかえます。かならず、最新のデータまでバックアップしてください。具体的には、別項で解説します。
- ブラウザのブックマーク、設定をバックアップする
ブラウザは毎日の仕事で使っているので、これらが失われると、やはり仕事にさしつかえます。かならず、最新のデータまでバックアップしてください。具体的には、別項で解説します。
- インターネットのID、パスワード、サーバーのデータ、設定をバックアップする
インターネットプロバイダに接続する設定が、ハードディスクの交換の際にリセットされてしまいます。また設定をしなおす必要があるので、現在の設定を確認し、テキストファイルに書いておくと同時に紙にもプリントアウトしておきます。
メールサーバーのID、パスワード、設定やFTPサーバーのID、パスワード、設定も、テキストファイルに書いておくと同時に紙にもプリントアウトしておきます。
- 主要アプリケーションソフトを再インストールする
エクセル、ワードなどのアプリケーションプログラムを再インストールする場合は、ユーザー登録コードなどが必要になります。それらを確認し、テキストファイルに書いておくと同時に紙にもプリントアウトしておきます。
- 必要なドライバー類を再インストールする
プリンター、スキャナなどのハードウェアをパソコンに接続するには、原則としてドライバー類をインストールする必要があります。通常、それらはハードウェアに添付されたCD-ROMに記録されているので、確認しておいてください。
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ハードディスクの交換を行った結果、まず、ハードディスクの容量が80GBに倍増したので、画像ファイルなど大きなデータファイルも悠々と収納できるようになりました。
また、新しいハードディスクはアクセススピードが高いため、パソコンの起動時間が短縮され、大きなアプリケーションソフトもスピーディに立ち上がります。前記のように、今回はメモリの増強はしませんでしたが、それこれまでよりはるかに能率よく仕事ができるようになりました。
ハードディスクの回転音もこれまでよりずっと小さいので、夜中でも落ち着いて仕事ができます。たった一万円以下の投資でこれだけのメリットがあるのなら、もっと早く交換すればよかったと思いました。これにより、当初期待したように、今後2年間ほどは現在のパソコンを利用していけそうです。
なお、交換により不要となった旧ハードディスクは、万一新ハードディスクが故障したときの予備ディスクとして利用できるので、ほこりがつかないようにきちんと包装して保管してください。
上記のように、ハードディスクが1つしか接続できない省スペース型パソコンでは、データ類のバックアップのほかに、ソフトウェアなどの再インストール、再設定が必要になります。これらの作業になれていない方は、パソコンに詳しい人に助けてもらうほうがいいでしょう。
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