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Vista PC のメモリ
 現在私は、主として Windows Vista Home Premium を搭載したデスクトップパソコン(2007年10月発売)を利用して仕事をしています。実は、このPCはさる筋から無償で提供されたもので、私は入手したままの状態でこれまで使用してきました。

自分で選択して購入したものではないので、このPCのスペックにはこれまであまり関心がなかったのですが、コントロールパネルから調べてメインメモリが1GBしかないのは知っていました。
それでも通常の使用の範囲ではそれほど支障がなかったのですが、最近デジタル一眼レフカメラでRAW形式で撮影した写真の画像処理が多くなり、改めてパソコンのメモリが少ないことによる処理能力不足を感ずるようになりました。

そこで、メモリを増設するために最近のDRAMを調べたところ、ここ数年でDRAMの価格が急落しているのがわかりました。この値段ならさっそく購入して利用するのが正解だと判断し、購入するDRAMの種類などをインターネットで詳しく調査しました。

現在のメモリの調査
 メモリを増設するには、まずそのパソコンの仕様を詳しく調査し、次の各点を確認する必要があります。   
  • 現在パソコンに搭載されているメモリの種類

    Vistaパソコンの発売から現在まで、パソコンのスペック向上に対応して、さまざまなタイプのメモリが開発されてきました。
    現在そのパソコンにどのようなDRAMが搭載されているのかは、そのパソコンのマニュアルには詳しくは記載されていません。

    それを知るには、パソコンのケースを開いて現在搭載されているDRAMを外して調べるのがもっとも確かですが、後に記すように現在搭載されているメモリのサイズとパソコンの仕様からおおよその見当はつけることができます。

  • 現在パソコンに搭載されているメモリのサイズ
    これは、パソコンのコントロールパネルから調べることができます。
    パソコン画面左下のスタートボタンをクリックし、コントロールパネルを開いて「システムとメンテナンス」 --> 「システム」と進むと、「メモリ(RAM)」の項目に現在のメモリサイズが表示されています。

  • 現在パソコンで利用可能なDRAMスロットの数
    パソコンにはメモリボードのためのスロットが設けられてあり、DRAMをそのスロットに挿入・実装します。売れ筋の中級機パソコンでは、スロットが4本の場合が大多数です。従って、装着できるDRAMは4枚までとなります。

    現在パソコンにスロットが何本残っているかは、パソコンのケースを開いて調べるのがもっとも確かですが、後に記すように現在搭載されているメモリのサイズとパソコンの仕様から見当はつけることができます。
コントロールパネルからメモリのサイズを調べる際に、そのパソコンの正式の機種名が表示されるので、それを正確にメモしておいてください。

パソコンの仕様の調査
 メモリを増強するに当たっては、そのパソコンの各種仕様を正確に知る必要があります。パソコンにはマニュアルが付属してきますが、マニュアルは必ずしもお持ちの機種に正しく対応しているわけではないので、マニュアルに記載の「パソコン諸元」はあまりあてにすることはできません。

そこで、そのパソコンのメーカーのウェブにアクセスし、上記のようにコントロールパネルから知ったパソコンの正式機種名を検索して、必要な情報を取得してください。   
  • パソコンに搭載されているメモリの種類

    検索の結果、私の場合には PC2−5300(667MHz) というタイプのDRAMが搭載されているのがわかりました。
    このタイプのDRAMは通常2枚一組で使用され、そのほうが高速で動作するとされます。私のパソコンでは、現在1GBが搭載されているので、512MBの PC2−5300 が2枚装着されていると考えられます。

  • パソコンに搭載できるメモリの上限

    この機種では、最大4GBまで搭載できるのがわかりました。現在1GBが搭載されているので、あと3GBを増設できるわけです。

  • パソコンのメモリ・スロット数

    この機種では、メモリ・スロットは4本あるのがわかりました。上記のように、現在1GBのDRAMにより2本が使用されていると思われるので、あと2本のスロットが使用可能と推測されます。
以上の調査により、私は PC2−5300(667MHz) というタイプで1GBのDRAMを2枚購入し、現在のパソコンで使用可能の2本のスロットに装着することにしました。これにより、現在1GBのメモリが3GBに増加することになります。

DRAMの購入
 例によって、価格ドットコムでPC2−5300(667MHz)メモリの価格を調べます。パソコン用のメモリボードは、現在多数のメーカーの製品が市場で販売されています。それらの中には「ノーブランド」と称するものがあり、メーカー品よりかなり安く販売されています。
しかし、現在ではメーカー品のメモリボードも大幅に価格が低下したので、ここはぜひ信用あるメーカーの製品を購入してください。

価格ドットコムで調べると、パソコン周辺機器の大手IODATAのメモリボードが安い価格で販売されていました。そこで、IODATAのウェブに行って、私のパソコンに合うメモリボードの機種を探したところ、DX667−1Gx2という型名であるのがわかりました(下の写真)。

PC2−5300 改めてそのメモリボードの価格を価格ドットコムで検索して調べました。価格ドットコムでもっとも安かったイートレンドというショップが、東京に本店があり、また以前他の商品を購入したことがあったので、そこに決めました。

結局、1GBのDRAM2枚を4980円で購入することができました。このパソコンを入手した当時は、確か512MBのPC2−5300 2枚が3万円ぐらいしたと記憶しています。

メモリ装着作業

メモリスロット  イートレンドのウェブで購入手続きをしてから2日ほど後に、IODATAのメモリボードが宅急便で送られてきました。

さっそくパソコンのマニュアルに従ってパソコンのケースを開けて、内部を調べました。
私のパソコンでは、左の写真のように、メモリボードのスロットはパソコンのマザーボードのCPUファンの近くにありました。

メモリ・スロットはパソコンメーカーのウェブで調べたとおり4本あり、それらのうち2本に512MBのDRAMボードが2枚挿入されていました。
残り2本のスロットに今回購入したIODATAのメモリボードを取り付けました。

メモリボードに触れる前に、窓枠など金属を手で触って静電気を放電させてください。
また、メモリボードは向きを間違えないように、メモリボードのマニュアルに従って慎重に挿入してください。

メモリの動作チェック

 メモリボードの取り付けが終了したら、とりあえずパソコンのケースを開けたままで電源スイッチを入れ、パソコンを起動させます。Windowsが立ち上げるまでになにかアラートが出たら、その概要をメモしておいて後で対処してください。

Windows の画面が表示されたら、まずパソコン画面左下のスタートボタンをクリックし、コントロールパネルを開いてください。
「システムとメンテナンス」 --> 「システム」と進むと、「メモリ(RAM)」の項目に現在のメモリサイズが表示されています。それがメモリ増強前より2GBだけ増加しているのを確認してください。

上記のようにならなかった場合は、メモリボードの種類がパソコンに合っているか、そのボードがパソコンのスロットに正常に挿入されているかなどを調べてください。

メモリ増強のメリット

 今回のメモリ増強はたった5000円以下の投資でしたが、その効果は相当なものでした。これだけのメリットがあるのなら、もっと早くメモリを増強すればよかったと思いました。

まず、これまではパソコンが起動するのにかなりの時間を要したので、その間は他のことをしてパソコンの画面が正常に表示されるまで待っていたのですが、メモリ増強によりその待ち時間がかなり短縮されました。

RAW画像処理プログラムやエクセルなど大きなアプリケーションソフトも、以前に比べればスピーディに立ち上がるようになりました。

またこれまでは、たくさんのプログラムを同時に立ち上げるとハングアップすることがありましたが、メモリ増強によりそのようなトラブルがほとんどなくなりました。

使用する頻度の高いウェブブラウザ、メールプログラム、エディタなども、たくさんの画面を出して使用してもスピーディに動作するようになり、仕事の能率が大幅に向上しました。

最近のパソコンメモリ価格の大幅下落によりこのような大容量メモリが使用できることになり、パソコン利用者としては大感謝するほかありません。

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