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旧型パソコンのOS
 私は、5年近く前に購入したデスクトップパソコンを一台もっています。なにしろ古い機種なので、能力不足が目だってきましたが、それでもここまでなんとか利用してきました。

その理由は、Microsoft 社が最新のオペレーティングシステム(以降OSと記します) Windows Vista を発売開始したためです。Microsoft 社は新OSの発売に際して、旧OSのサポートを今後ある時期以降は打ち切ると発表しました。
私の上記のパソコンは、個人用パソコンのOSである Windows XP Home を使用していますが、これについては Windows Vista 発売開始後2年でサポートを打ち切るとのことでした。

Microsoft 社のサポートがなくなっては、その後はパソコンを安心して使うことはできません。特に心配なのは、ウィルスなどネットワーク上のセキュリティの問題です。ウィルスは、毎日のように新種が発生して私どものパソコンをねらってきます。OS側でそれらに対抗するすべが提供されなくなったら、パソコンにどのような被害が生ずるか予想もつきません。そこで私は、今後一年ぐらいで今持っている XPパソコンを廃棄して、Vista パソコンに乗り換えようと思っていたのです。

ところがその後、Microsoft 社が旧型OSのサポートをやめることに対してほうぼうから不満の声が大きくなってきました。これだけ多数の XPパソコンを販売しておいて、早々にOSのサポートをやめるとは納得できないというわけです。そこで、Microsoft 社も譲歩して、今後5年間はサポートを継続すると発表しました。

旧型機のリフォーム
 そのようにOSのサポートが延長されるとあれば、話は別です。もちろん最新のVista パソコンは高性能で、画面も非常に美しいですが、私どもが毎日している仕事は、当面はこれまでどおり旧型の XPパソコンでもこなすことができます。

以上から、私は現在利用している XPパソコンをあと2年間ほど使えるように整備して、その間 Vista パソコンと関連ソフトウェアなどの進展を見て乗換えを検討することにしました。

さて、それでは、旧型パソコンにどのようなリフォームをしたらよいでしょうか。このパソコンは、すでにハードディスクは交換してあるので、次はメモリの増強ということになります。

メモリの増強
 この旧型パソコンのメモリは標準では128MBでしたが、私は購入する際オプションでメモリを256MBに増強しました。当時はメモリは高価だったので、これでせいいっぱいだったのです。しかし、最近のアプリケーションソフトは大量のメモリを必要とするものが多くなっており、また、動画、音声などの新しいサービスでは、メモリが十分ないと快適な動作が難しくなっています。

そこで、今回旧型パソコンのメモリをさらに増強することにしました。私が持っているパソコンでは、168ピンDIMMというメモリを使用していますが、これは現在ではもう主流でなくなっています。まだ販売はされているので、購入してメモリを増強するのは可能ですが、そうしても次に購入するパソコンにこのメモリを転用することはできません。

これではわずか2年間利用するための投資としては大変コスト高になるので、これまでメモリの増強をしなかったのです。しかし、最近のメモリ価格の劇的な下落により、メモリの増強が十分に採算にあうことになりました。

168ピンDIMMメモリ

 このパソコンには、168ピンDIMMメモリを搭載するスロットが2つあり、現在はそれらに128MBのDIMMメモリが1枚ずつ装着されています。それらのうちの1枚を抜いて、かわりに512MBのDIMMメモリを装着して合計640MBに増強することにします。
これにより、メモリが現在の256MBの倍以上となり、パソコンのパフォーマンスの大幅改善が期待されます。

例によって価格ドットコムで、168ピンDIMMメモリの価格を調べます。パソコン用のメモリボードは、現在多数のメーカーの製品が市場で販売されています。それらの中には「ノーブランド」と称するものがあり、メーカー品よりかなり安く販売されています。
しかし、現在ではメーカー品のメモリボードも大幅に価格が低下したので、ここはぜひ信用あるメーカーの製品を購入してください。

価格ドットコムで調べると、グリーンハウスというメーカーのメモリボードがメーカー品としては価格が安いのがわかりました。そこで、グリーンハウスのウェブに行って、私のパソコンに合うメモリボードの機種を探し、改めてそのメモリボードの価格を価格ドットコムで検索して調べました。

sd_memory 価格ドットコムでもっとも安かったショップが、東京に本店があり、また楽天に出店していたので、そこに決めました。
結局、512MBのDIMMメモリを9300円で購入することができました。このパソコンを購入した当時は、確か、512MBのDIMMメモリは軽く5万円以上したと記憶しています。

楽天のポイントを利用したので、購入手続きはウェブ上で簡単に行うことができました。


メモリ装着作業

sd_memory  楽天のウェブで購入手続きをしてから4日ほど後に、グリーンハウスのメモリボードが宅急便で送られてきました。
さっそくパソコンのマニュアルに従ってパソコンのケースを開けて、メモリボードをパソコン内のスロットに取り付けました。
私のパソコンでは、左の写真のように、メモリボードのスロットはパソコンのマザーボードの中央部、CPUファンの近くにありました。
そのスロットに挿入されている128MBのメモリボードを一枚はずし、かわりに512MBのメモリボードを挿入します。

メモリボードに触れる前に、窓枠など金属を手で触って静電気を放電させてください。

メモリの動作チェック

 メモリボードの取り付けが終了したら、とりあえずパソコンのケースを開けたままで電源スイッチを入れ、パソコンを起動させます。Windowsが立ち上げるまでになにかアラートが出たら、その概要をメモしておいて後で対処してください。

Windows の画面が表示されたら、まずパソコン画面左下の「スタート」ボタンから「コントロールパネル」を表示し、その中の「システム」をクリックしてください。「全般」の画面に現在のパソコンのメモリ容量が表示されているので、それが512MBだけ増加しているのを確認してください。

上記のようにならなかった場合は、メモリボードの種類がパソコンに合っているか、そのボードがパソコンのスロットに正常に挿入されているかなどを調べてください。

ハードディスクの調整

 上記のようにメモリを増強しただけで、パソコンが以前よりきびきびと動くようになったのがおわかりになるはずです。
ぜっかくこのようにメモリ増強の効果が出たのですから、ついでにパソコンのハードディスクのほうも調整を行って、パソコンがより能率よく動作するようにしましょう。

まず、現在のハードディスクの内容を整理しましょう。パソコンを長く使っていると、不要データファイル、不要なアプリケーションプログラムなどがたくさんできるものです。

それらの整理が終わったら、ウィルスチェックをかけて、怪しいデータを除去しておきます。次にスキャンディスクをして、データの誤りを検出・修正してください。
最後にデフラグを施して、ハードディスク内でとびとびに記録されているデータを連続記録に修正しておきます。

これらの作業をしていても、メモリを増強したことで、作業のスピードが大幅に改善されたのが実感できると思います。

メモリ増強のメリット
 今回のメモリ増強はたった一万円以下の投資でしたが、その効果は予想をはるかに上回るものでした。これだけのメリットがあるのなら、もっと早くメモリを増強すればよかったと思いました。

まず、これまではパソコンが起動するのにかなりの時間を要したので、その間は他のことをしてパソコンの画面が正常に表示されるまで待っていたのですが、メモリ増強によりその待ち時間がかなり短縮されました。

画像処理プログラムやエクセルなど大きなアプリケーションソフトも、以前に比べればスピーディに立ち上がるようになりました。

また、これまではたくさんのプログラムを同時に立ち上げるとハングアップしたり、場合によってはどれかのプログラムが強制終了されたりすることがありましたが、メモリ増強により、そのようなトラブルがほとんどなくなりました。

使用する頻度の高いウェブブラウザ、メールプログラム、エディタなども、たくさんの画面を出して使用してもきびきびとスピーディに動作するようになり、仕事の能率が大幅に向上しました。

最近パソコンメモリの価格が大幅に下落したことに、大感謝です。これにより、当初期待したように、今後2年間ほどは現在のパソコンを利用していけそうです。その間に Windows Vista パソコンと関連ソフトウェアなどの進展をゆっくりと調べ、将来の方針を決めたいと思います。

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