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ファイルフォルダの送信
電子メールでは、データファイル、画像ファイルなどさまざまなファイルを添付で送信できます。最近ではADSLの普及につれ、デジタルカメラで撮影した大きな画像ファイルを送受信することも多くなりました。
それらのファイルは、複数個でも簡単にメールに添付できますが、ファイルの個数が多くなると、フォルダに収めた状態で送信したくなります。ところが、普通の電子メールプログラムではファイルフォルダをそのまま添付して送信することはできません。
フォルダの圧縮・解凍
ファイルフォルダを電子メールで送信するには、ファイルフォルダをなんらかのソフトウェアで圧縮処理を行い、見かけ上一つのデータファイルとして電子メールに添付するという方法が多く用いられます。
受信側では、メールに添付されてきた圧縮ファイルを解凍して、もとのファイルフォルダを復元します。
この技術は、パソコンのパワーユーザーは大多数が利用しているのですが、一般の方にはあまり知られていないようです。今回は、この大変有用な技術について解説します。
LHA圧縮・解凍
データファイル、データフォルダには通常かなり冗長性があるので、それらをデータ圧縮することで、サイズを小さくすることができます。
そのデータ圧縮方式はいろいろありますが、日本では日本語独特の2バイトコードを能率よく処理できる「LHA圧縮・解凍」という方式が広く利用されています。
この方式のためのデータ圧縮・解凍プログラムが、フリーソフトとして提供されているので、まずそれを入手します。
LHACAのダウンロード
「窓の杜」のLHACA書庫
に接続し、下向き矢印の下の "DOWNLOAD" という文字の部分をクリックします。すると、下図の画面が現れるので、「ファイルを保存」というボタンをクリックします。
LHACAのインストール
すると、LHACAのファイルがダウンロードされ、やがて下の画面が現れてLHACAをインストールする場所を確認してきます。
デフォルトのインストール先を特に変える必要がなければ、そのまま「OK」ボタンをクリックしてインストールを行います。
LHACAの利用
インストールが終了すると、パソコンのデスクトップに左図のLHACAのアイコンが現れます。
圧縮したいファイルをマウスでドラッグして(マウスでクリックしたまま移動させる)そのアイコンの上に載せると、そのファイルの圧縮が行われます。
また、既にLHACAで圧縮されたファイルをマウスでドラッグしてそのアイコンの上に載せると、そのファイルの解凍が行われます。
画像フォルダの圧縮
それでは、このプログラムを利用して、下図左に示すデジタルカメラ画像ファイルが2つ入っている flower という名のフォルダを圧縮して見ましょう。
その画像フォルダをデスクトップにあるLHACAのアイコンの上にドラッグすると、圧縮が行われて下図右の flower.lzh というファイルが作成され、デスクトップに現れます。
画像ファイルのフォルダ フォルダの圧縮ファイル
画像フォルダのメール送信
上図のように、フォルダを圧縮した結果は、lzh というエクステンションをもつ単一のファイルになります。したがって、簡単にメールに添付して送信できます。
受信側では、メールに添付されてきた圧縮済みファイルを取り出し、それをまた受信側パソコンのデスクトップにあるLHACAのアイコンの上にドラッグすれば、元の画像フォルダが復元されます。
データの圧縮効果
このように、元データを圧縮して送信すると、一般的にはデータサイズの削減により送信時間の短縮、送信コストの低減が期待できます。
しかし画像ファイルの場合には、もともとデータを圧縮したフォーマトを利用しているので、上記のようにLHACAを利用してもそれ以上の圧縮効果はありません。
上記画像ファイルを2つ収めたフォルダのもとのサイズは1.2MB 、圧縮したファイル flower.lzh のサイズは 1.19MBとほとんど変わりませんでした。
上記のLZH圧縮プログラム・解凍プログラムは、今回の画像ファイルだけでなく、さまざまな場合に利用できます。できるだけ早くインストールして、大いに利用してください。