旅行

文学

美術

音楽

宗教

パソコン

ペット

リンク

海外旅行

フランス旅行

トップページ ファイルのセキュリティ メニューへ

共用のパソコン
 皆様の中には、パソコンを仕事などで何人かで共同利用している方がいらっしゃることでしょう。また、家庭でパソコンを子供さんと共用している場合も多いと思います。
そのような場合、自分にとって大事なデータ、たとえばパスワードなどを記録したファイルを他の人にアクセスされない場所に保存して置きたくなります。

また、私は一度外出先で持っていったノートパソコンを紛失しかけたことがありました。そのパソコンのハードディスクにはパスワードなどのデータを記録していたので、一時は非常に不安な思いをしました。
最近ではUSB接続の小型ハードディスクが便利に使われていますが、大事なデータを記録した小型ハードディスクを紛失したり盗まれたりすると、大きなトラブルになりかねません。

ファイルのアクセス権
 現在大多数のパソコンに利用されているOS(パソコンの基本ソフトウェア) WIndows XP は、WIndows NT、WIndows 2000 と同じくネットワーク系OSに属しています。この系統のOSは、基本的にNTFS という信頼性・安定性の高いファイルシステムを採用しており、ハードディスク上のファイル/フォルダごとにアクセス権を設定することができます。

しかし、廉価版のパソコンによく採用されている WIndows XP Home Edition では、NTFS が利用しにくくなっており、ファイル/フォルダごとにアクセス権を設定するのが困難です。この問題を解決するためにさまざまなユーティリティプログラムが開発されていますが、必ずしも一般的ではなく、特にパソコンの知識がそれほどない利用者にはやや敷居が高いというのが実情です。

ファイル圧縮プログラム
 そこで、このページではファイル圧縮プログラムに付属しているパスワード認証機能を利用する方法を解説します。

日本では LHACA という優秀なフリー(無料)のファイル圧縮/解凍プログラムがあり、多方面で利用されています。現在まだ利用されていない方は、早急にダウンロードしてインストールされるのをお勧めします。

LHACA はファイル圧縮/解凍プログラムですが、解凍の際利用者が決めたパスワードの入力を求める画面を表示するように設定することができます。したがってパスワードを設定した人だけが解凍できることになり、そのファイルあるいはフォルダを他人が利用するのを禁止できます。

lhaca による圧縮
LHACA によるファイル圧縮

 LHACA の詳細については、こちらをご覧ください。

LHACA をデフォルトでインストールすると、パソコンのデスクトップ画面にLHACA のアイコンが作成されます。ここでは、jpg画像ファイルが3つ入った mydata というフォルダをLHACA で圧縮することにします。

そのフォルダをマウスでドラッグして上記デスクトップ画面のLHACA のアイコンに重ねて見てください。

すると、データの圧縮が行われて上図のように mydata.lzh というファイルがデスクトップ画面に現れます。その圧縮されたファイルのアイコンの上で右クリックすると下図のようにメニューが現れるので、その中から「送る」を選択し、その次に現れたメニューから「圧縮(zip形式)フォルダ」を選択します。

lhaca による圧縮


zip による圧縮
zip によるファイル圧縮

 すると、その圧縮ファイルが zip という圧縮プログラムで取り扱える形式のファイルに変換されます。変換されたファイルもやはりデスクトップ画面に現れます。

zip はアメリカで一般的に利用されている圧縮プログラムで、zip によって圧縮されたファイルは .zip というエクステンションを持っています。

zip 形式の圧縮ファイルは、通常ダブルクリックするだけで解凍され、圧縮される前のファイルあるいはフォルダが復元されます。


zip による圧縮
zip 圧縮ファイルの解凍

 今回の場合はLHACA で圧縮したファイルから出発しているので、ダブルクリックすると左図に示したように mydata フォルダのLHACA 圧縮ファイルが現れます。

この解凍の際にパスワードの入力が必要になるように設定することで、そのファイルあるいはフォルダを保護しようというわけです。


パスワードの設定
パスワードの設定

 上記の画面で、「ファイル」メニュータブをクリックして「パスワードを追加」を選択します。

すると、下の画面が表示されるので、「パスワード」の欄に適当なパスワード文字列を記入してください。
次に「パスワードの確認入力」の欄にも同じ文字列を記入してください。
終了したら、 "OK" ボタンをクリックしてください。

パスワードの設定


圧縮ファイルの解凍
 このようにしてパスワードが設定された圧縮ファイルを解凍してみましょう。
デスクトップ画面にある zip 圧縮ファイル mydata.zip をダブルクリックすると、LHACAで圧縮されたファイル mydata.lzh が表示されます。
それをダブルクリックすると、LHACAが起動し、下図のようにパスワード入力を求めてきます。「パスワード」欄に自分で設定したパスワードを記入すれば、フォルダ mydata がデスクトップに解凍されます。

なお、エクステンション .lzh がLHACAに関連付けられてない場合には、解凍するのにどのプログラムを利用するかを訊ねる画面が表示されるので、ご自分のハードディスクにインストールされているLHACAを指定してください(デフォルトのインストールでは、LHACAはデスクトップにインストールされています)。

パスワードの入力


利用上の注意
 この方式は、日ごろ利用しているデータ圧縮・解凍プログラムLHACAを設定するだけで、簡単にファイル/フォルダの機密化が実現できる点にメリットがあります。
しかし、簡易法であるために、いくつか注意すべき点もあります。
  • 圧縮ファイルの移動、コピー、削除が可能

    圧縮されたファイルは通常のWIndowsのファイルなので、ハードディスクその他のメディアに移動、コピー、削除することができます。削除されたときの対策として、元のファイルはUSBディスクなどに残して置いてください。

  • 圧縮フォルダにファイルを出し入れするには

    後からファイルを追加した場合は、セキュリティが保証されません。その場合には、一度「ファイル」メニューから「暗号化解除」を行い、ファイルの追加/削除をしてからまたパスワードを設定してください。
これらに注意して、この方式を大いに活用してください。

      楽天で "USBディスク" を検索