パリ東駅の近くのホテルにチェックインしたのが、午後2時を少し回ったころでした。まだ十分時間があるので、モンマルトル界隈を探検してみました。このあたりでもっとも有名なものといえば、モンマルトルの西北部にあるサクレクール寺院でしょう。
ありがたいことに、このパリでも指折りの観光名所にホテルから歩いて行くことができます。さっそく貴重品などを室内のセーフにしまって、カメラを持ってホテルをでました。 |
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国鉄東駅近くのホテルを出て、北駅の前を通り、大通りを北に15分ほど歩いて西に入ると、目の前に壮麗な大寺院が現れました。
丘の頂上に白亜の大寺院が建っており、それに向かって二本の大きな石段が設けられています。二本の石段の間は、目にしみるような鮮やかな緑の芝生となっています。
いたるところ、パリ市民、おのぼりさんらしい人、修学旅行らしい学生たち、私ども観光客などで、すごい込みようでした。 |
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石段を登って大寺院の下まで行くと、もうひとつ大きな石段がありました。そのあたりから大寺院の頂上を見上げると、完全にあごが上がってしまいます。
寺院の上のほうにのぼることができるらしく、最上部のドームの窓からたくさんの人々がはるかかなたを見渡しています。
普仏戦争でフランスがプロシアに敗れた後の人心を鎮め、あわせてパリ・コミューンの騒乱で命を落とした人々を悼むために、この寺院が建立されたとのことです。サクレクールとは、「聖なる心」という意味だそうです。 |
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この大寺院は、「ローマ・ビザンチン様式」で建築されているそうです。とうとう寺院の入口にまで登りつめましたが、改めてその壮大さに圧倒されました。
なお、寺院内への入場は無料ですが、ドームとクリプト(地下納骨堂 )に入るには5ユーロの料金が必要だそうです。
そのあたりには人がたくさんいましたが、気が付くと、皆寺院に背を向けて立って、まっすぐ前方を見つめています。そこで、私も振り返ってみると、壮大な景観が目の前に広がっていました。 |
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サクレクール寺院は、パリ市内東北部の高台にあります。この位置からは、パリ市内のほとんどの場所が一望できるのです。特にドームは83メートルの高さがあるので、登ればエッフェル塔に次ぐ高さからの景観が楽しめるそうです。
残念ながら時間の関係でドームには登れませんでしたが、しばらく寺院入口の近くに立ってパリ市内の壮大な景観に見とれました。
ルーブル美術館、オルセー美術館の建物も、セーヌの流れの位置も、はっきりと見分けることができました。 |
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しかし、しばらく見ていると、パリ市のシンボル、エッフェル塔が見えないことに気がつきました。近くにいたパリジャンらしい若者に尋ねたところ、「あれだよ」と右手のはずれのほうを指差しました。見ると、この丘に茂っている木立に隠れるように、エッフェル塔がはるか遠くに立っていました。
ここはパリの東北のはずれなので、エッフェル塔やアンバリッドは、このように右手いっぱいの位置に見えるのです。
そこで私どもはこの丘の上を歩いて西の端に移動し、木立の間からエッフェル塔の写真を撮りました。 |
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寺院の西側には、サンピエール教会という教会があります。12世紀に建てられたパリでももっとも古い教会のひとつで、ご覧のようにゴシック建築というパリには珍しい様式です。外見にくらべて教会内部はかなり大きいそうです。
教会内部の祭壇も十字架があるだけの質素な形式とのことですが、ステンドグラスの色彩が鮮やかな赤、青なので有名だということです。中に入りたかったのですが、このころから急に黒い雲が広がり始めたので、断念しました。 |
サンピエール教会のさらに西側に、テルトル広場というパリでも有名な広場があります。特に私どものような観光客やフランスのおのぼりさんは、この広場にくる人が多いようです。
昔からモンマルトルは芸術家のたまごが多いところで、画家のなかにはここで似顔絵描きのアルバイトをする人がたくさんいます。あのユトリロやピカソも、一時ここで似顔絵描きをしていたことがあるそうです。
並んで似顔絵を描いてもらっていたこの二人組のお嬢さんたちは、いかにもパリジェンヌらしい美人ですね(そっと盗み撮り)(^_^)。 |
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似顔絵の料金は、60ユーロぐらいが相場とか。値下げ交渉の余地ありだそうです(^_^)。 |