ブルツリ電紙工作室

BTMemo:( 2005年3月21日更新。Ver1.18)

BTMemoのファイル構造仕様書:(2003年6月4日更新。BTMemo Ver1.09以降の変更を追記)

BTMemoと連動できるカレンダーソフト:(2007年5月4日更新。Ver1.12)

 

BTMemoは、公称では「WinNT4、Win2000、WinXP」が動作対象OSとなっておりますが、Win9Xでの動作報告がなされております。インストール手順は若干複雑になりますがお試しください。ただし、作者はWinNT,Win2000,WinXPでしか動作確認できないため、Win9Xはサポート対象外とさせていただきます。あらかじめご了承願います。

Win98でのインストール手順はFAQを参照してください)

一部のプログラムはシェアウェアとなっております。試用期間を越えて御使用になる場合は使用料をお支払いいただくようお願いします。送金方法などは各プログラムに添付されているドキュメントを参照してください。

また、作者はこれらのプログラムを使用した際に生じたいかなる損害も補償しません。それをご承知の上ご使用ください。(作者自身でもチェックはしていますが、ウィルスチェックはお忘れなく!)

 

BTMemo(ブルツリメモ)Ver1.18 (自己解凍形式ははこちら

分類:シェアウェア

公開日:2005年3月21日

変更点:

Version 1.16で、「ファイルを作成してリンクする」コマンドと「ファイルを作成して相互リンクする」コマンドで、作成したリンクの直後に改行コードを追加しましたが、これを、オプション設定で選択できるようにしました。

(→旧版

 

カレンダーVer1.12 自己解凍形式はこちらをどうぞ。

分類:フリーウェア

公開日:2007年5月4日

変更点:

・祝日法の改正に対応しました。(昭和の日を追加、みどりの日を移動、振り替え休日の判定を変更)

 

インストール方法:

(1) 配布パッケージには Calendar.EXE と Calendar_sample.ini の2つのファイルが入っています。

これを解凍しインストールするフォルダに置いてください。(BTMemoをインストールしたフォルダに置くことを推奨します)

(2) Calendar_sample.ini ファイルの名前を Calendar.ini に変更してください。

(3) エクスプローラなどで Calendar.EXE を起動し、右クリックでメニューを表示させ「設定」を選んでください。オプション設定ダイアログが表示されますので、最低限「フォルダ」と「ファイル名」を設定してください。(ファイル名には拡張子も登録してください。BTMを指定すればBTMemoのファイルが使用できますしtxtを指定すればテキストファイルを使用することができます。)

なおプログラムがファイルをオープンする際は、上記の設定を参照してそのつどファイル名を判定しています。したがって、運用開始後に「フォルダ」、「サブフォルダ」、「ファイル名」の設定を変更してしまいますと、それ以前に作成したファイルを(カレンダーからは)オープンできなくなりますのでご注意してください。

 

サブフォルダとファイル名の指定には、以下の書式指定を使用できます。ただし、ファイル名に使用することができない文字( \ / : * " < > )は含めないでください。

%a        曜日の省略名

%A        曜日の正式名

%b        月の省略名

%B        月の正式名

%d        10 進数で表す月の日付 (01〜31)

%j        10 進数で表す年頭からの日数 (001〜366)

%m        10 進数で表す月 (01〜12)

%U        10 進数で表す週の通し番号。日曜日を週の最初の日とする (00〜53)。

%w        10 進数で表す曜日。日曜日を 0 とする (0〜6)。

%W        10 進数で表す週の通し番号。月曜日を週の最初の日とする (00〜53)。

%y        10 進数で表す西暦の下 2 桁 (00〜99)

%Y        10 進数で表す 4 桁の西暦

 

バージョンアップ方法:

(1) 配布パッケージ内の Calendar.EXE だけを旧版の上に上書きしてください。ただし、昭和の日とみどりの日はCalendar.ini を変更するだけの対応になります。(Calendar.EXEを上書きしただけでは対応できません。)祝祭日の設定画面で個別に変更してください。

 

 

アンインストール方法:

(1) 配布パッケージから展開したファイル(Calendar.EXE, Calendar.ini)を削除してください。

 

操作方法:

(1)      右クリックでメニューが表示されます。

(2)      右クリックのメニューで「設定」を選ぶと、「オプション」、「祝祭日」、「春分の日」、「秋分の日」、「記念日」、「年号」、「カラー設定」を行うことができます。

春分の日と秋分の日は、1980年〜2099年の範囲であれば、計算により自動的に設定します。左記の範囲以外や、計算誤差などで実際の暦と異なる場合に補正してご使用ください。

(3)      日付をダブルクリックすると、日付に対応したBTMemoファイルを起動できます(ファイルは自動作成します)

(4)      CTRLキーを押しながら日付をダブルクリックすると、日付に対応したBTMemoファイルが置かれているフォルダをカレントにしてファイラが起動します。

(5)      日付をドラッグ&ドロップすると、日付に対応したファイルのリンクをBTMemoへ登録することができます。エクスプローラやデスクトップ等にドロップすればファイルをコピーすることができます(ファイルの移動はできません)。

(6)      上下左右のカーソルキーで、カレント日付が移動します。

(7)      CTRLキーを押しながら左右のカーソルキーで月が変ります。また、PageUp、PageDownキーでも月が変ります。

(8)      CTRLキーを押しながら上下のカーソルキーで年が変ります。

(9)      HOMEキーで、カレント日付がシステム日付に戻ります。

 

 

マウスカーソル定義データ

分類:フリーウェア

公開日:2004年2月18日

 

・カレンダー(Ver1.10以降)では、外部のマウスカーソル定義データを読み込んで使用することが可能となりました。

 サンプルとして手の形をしたマウスカーソルのデータを作成しました。気に入ったらご使用ください。

・BTMemo Ver1.14以降でも対応しています。

 

 右手用自己解凍形式)と左手用自己解凍形式)を用意しましたので、お好きな方をどうぞ!

 

使用(インストール)方法:

(1) 配布パッケージ内の BTCursor.dll を、Calendar.EXEやBTMemo.EXEと同じフォルダに置いてください。

 

アンインストール方法:

(1) BTCursor.dll を削除してください。

 

自分の好みのマウスカーソルを作る方法:

(1) 開発キット(VC6用)を用意しました。カーソルファイルを差し替えてビルドすれば自分専用のカーソルデータが作れます。

 

VC6以外の環境でも作成可能なはずです。(単にDLLを作成すれば良いだけです)

注意点は

・DLLファイルのファイル名を BTCursor.dll とすること

・リソースのIDを変えないこと(IDはキット内のBTCursor.hで定義されています)

の2点だけです。

 

プラグイン(サンプル)

分類:フリーウェア

公開日:2003年4月10日

BTMemo用の正式なプラグインはまだ存在しておりませんが、サンプル版を作成しました。これを参考にして必要なプラグインを作成してご使用ください。(^^;;

作成したプラグインを公開していただければ、とってもうれしいです。

 

<BTMemo内に直接描画するタイプ>

・スージ-プラグインを使用して、.MAG形式の画像ファイルを表示するプラグイン。(プラグイン本体)(ソース:VC6が必要です)

使用方法:

(1)       http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/等からスージ-プラグインを入手してください。サンプルでは IFMAG.SPI というプラグインを使用しています。

(2)       BTMemoのインストール先に Susie というフォルダを作成し、その中にスージ-のプラグインを置いてください。

(3)       プラグイン本体を解凍して任意のフォルダに置いてください。BTMemoのインストール先に Plugin というフォルダを作成し、その中に置くことを推奨します。

(4)       オプション設定プログラムを起動し、プラグインのタブを選択してから、拡張子(MAG)とBTMemo用プラグインのパス名を登録してください。

以上です。後は、.MAG のファイルのリンクを作成して開けば画像が表示されるはずです。

 

注意事項:

・あくまでもサンプルなので、実用性は乏しいです。(画像の表示位置がちょっとおかしいです。エラーチェックなども省略してあります)

MicrosoftのACCESSがインストールされていると.MAGという拡張子がマクロ定義ファイルの拡張子とぶつかる様で、アイコンの表示がおかしいです。

 

 

<コントロールを使用するタイプ>

…作成中…

 

例によってドキュメントはまだできておりません。質問等ありましたらメールなどでお問い合わせください。

 

BTMemoのバックログ

これまでに頂いたバグ報告・ご意見・改善提案を順不同で列挙しておきます。作者の能力が低いので、実現するかどうかは不明です (^^;;

・様々な画像ファイルのリンクを開けるようにして欲しい。(特にExif形式を!?)

・開いたリンクで、エクセルやワードやPDFやWEBページやその他色々なファイルを見れるようにして欲しい。

・超リンク、明智君、knなどの機能が欲しい。

・html形式のテキストファイルを自動で作成させたい。

・プログラムの動作が重い。

・ファイル名の変更や、ファイルの移動に追随し自動でリンクを張りなおせるようにして欲しい。

・WinCE版が欲しい

・多量の画像ファイルをリンクすると、異常に重くなる。また、メモリ不足でファイルが開けなくなる。

・行書式を指定できるようにして欲しい。

・印刷で部数指定やページ指定ができるようにして欲しい。

・印刷時にリンクしているファイルを、「リンクを展開」した状態で印刷できるようにして欲しい。

・付箋化してデスクトップにおきたい。

・リンクのタイトルがわりに画像を表示させたい。

・開いたとき、リンクのタイトルを下側に表示させたい。

・ファイルのコピーをできるようにして欲しい。

・リンク毎にウィンドウを開いたときの位置とサイズを記憶できるようにしてほしい。

・ウィンドウを開いたとき、リンクを自動起動できるようにして欲しい。

・BTMemoのファイルフォーマットをXML形式にしてほしい。

・NTFSのハードリンク機能に対応してほしい。

・ファイルのテンプレート機能が欲しい

・タスクバーに表示しないオプションがほしい

・ウインドウを綴じたときにリンク元のウィンドウが開かれていたらそのウインドウを最前面に表示し、リンクにカーソルを移動して欲しい

・オープンタイプフォントが使えると嬉しい

 

 

BTMemoのFAQ

Q

BTMemoをWin9Xにインストールするにはどうすればよいのですか?

A

環境変数に USERNAME と USERPROFILE という2つの項目を追加し、

USERNAME にはログインユーザー名(現在は使用していないので任意の文字列で可)を、USERPROFILEにはユーザープロファイルフォルダ(BTMemoのオプション設定情報やデータファイルが格納されるフォルダ。実在している必要あり)を登録してください。

 

具体的には、autoexec.bat をメモ帳などで開いて以下の2行を追記後上書き保存します。

autoexec.batが見つからない場合はC:\autoexec.batを新規に作成してください。また斜体字の部分は実際の設定値に置き換えてください。)

 

set USERNAME=ログインユーザー名
set USERPROFILE=ユーザープロファイルフォルダ

上記設定後はWINDOWSを再起動して下さい。(再起動しないと環境変数が作られません)

 

ユーザーのお一人の「こじま様」が、ご自身のページでインストール方法をご紹介されております。そちらもご参照してみてください。

 

Q

リンクをダブルクリックしたときに起動するプログラムを変更したいのですがどうすればよいのですか?

A

BTMemo自身にはそのような機能はございません。

しかし、BTMemoはWindowsの拡張子の関連付け機能を利用してファイルを開いていますので、拡張子の関連付けを変更すれば、任意のプログラムを利用してファイルを開くことができます。

 

Q

XPを使用していますが、エクスプローラのファイル検索で検索できません

A

XPでは、ファイルの内容を検索する場合にファイルタイプに応じた検索用フィルタを使用します。(フィルタが登録されていないと検索対象になりません。)

お手数ですが、以下のような手順でフィルタを登録してください。(テキストフィルタを使用します)

 

1.[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。

2.HLEY_CLASSES_ROOT\.btm を開きます。

3.[編集]−[新規]−[キー] をクリックし、PersistentHandler キーを作成します。

4.PersistentHandler キーのデータに {5e941d80-bf96-11cd-b579-08002b30bfeb} を登録します。

5.レジストリエディタを終了し、再起動します。(一旦ログオフしてから再度ログインしても可)

 

追記(2003年5月21日):

上記によって若干は状況が改善できますが、完全に検索できるようにはならないようです。(申し訳ありません)XPをお使いの方はバイナリファイルも検索可能な検索ツールを別途ご用意してお使いくださるようにお願いいたします。

 

Q

他のPCとデータ交換をしたいのですが、コピー先のPCではリンクが切れてしまいます。

A

【データフォルダを使用していない場合】

コピー元とコピー先で、全てのファイルがまったく同じパス名になるようにしてください。

 

【データフォルダに保存してあるファイルの場合】

以下の手順でデータ交換してください。

コピー元PCでの操作:

1.コピーしたいファイルを、ディレクトリ付きで圧縮してください。(データフォルダ以下の相対パス)複数のデータフォルダにファイルがまたがっている場合は、各データフォルダごとに圧縮してください。

2.各圧縮ファイルと、それに対応するデータフォルダ名をコピー先に送ってください。

 

コピー先PCでの操作:

1.エクスプローラ等で任意の位置にフォルダを作成し、受け取ったデータをディレクトリ付きで解凍します。

2.上記で作成した各フォルダを、データフォルダに登録します。その際、コピー元とまったく同じデータフォルダ名を使用してください。

以上

 

Q

ファイルサーバー上のBTMemoファイルを複数の端末で共有できますか?

A

できます。

端末A(サーバー)、端末B(クライアント)、端末C(クライアント)で共有する例を以下に示します。

 

【端末A(サーバー)の設定】

(1)BTMemoのオプション設定で共有用のデータフォルダを作成します。例えば、C:\BTMemo というフォルダをDATAというデータフォルダ名で登録します。

 

(2)共有用のデータフォルダを、ファイル共有可能に設定します。

 

【クライアントの設定】

(1)サーバー(ホスト名をAと仮定する)の共有フォルダを、サーバーのデータフォルダ名と同じデータフォルダ名で登録します。

 

注意事項:

1.クライアント(自分)のローカルディスク上のファイルを指すリンクを置くと、他の人がそのリンクを開くことができません。

以上

 

Q

文書名って何ですか?ファイル名とどう違うのですか?

A

まず、ファイル名はエクスプローラ等で見ることができる(本当の)ファイル名です。そして文書名は、BTMemoのファイル内に格納されているデータです。

いずれもファイルに固有のもので、どちらか好きな方をリンクに表示させることができますが、以下の点が違っています。

(1)

重複の可否

ファイル名は同じフォルダ内に同じ名称のものを置くことはできませんが、同じ文書名のファイルを同じフォルダ内に置くことが可能です。

(2)

変更の可否

ファイル名を変更すると、リンク切れを起こす可能性が高い(というか必ずリンク切れになります)が、文書名を変更してもリンク切れは起きません。

 

上記の様に、「ファイル名」には制約があるので、個人的には「文書名」のご利用を推奨します。

 

BTMemoファイルの構造

個人では限界があるので、第3者による関連ソフト作成は大歓迎です。そのためデータファイルの仕様を公開します。ぜひすばらしいソフトを作成していただきたいと思います。

これをダウンロードしてください。BTMemo Ver1.09形式のドキュメントをLZHで圧縮してあります。

USERデータフォルダの直下へ解凍してください。

「データ構造仕様書.btm」を最初に開き、リンクをたどればすべてのファイルにアクセスできます。

ヘッダーファイルを切り貼りしたものなのでドキュメント性は低いかもしれませんが、ご容赦ください。

ご質問などがありましたら、メールでお問い合わせください。

 

今後の方針

図形エディタ、メーラー、PIM、表ソフト、など普通によく使われるソフトを作っていきたいと思います。(たぶん全部はできないでしょうが)

ハイパーテキスト環境は、様々なアプリケーション間で自在にリンクを貼れれば、より強力なものになっていくと考えています。

 

その他

あなたは2003年6月4日以来 人目の訪問者です。

・作者宛のメールはこちらまで。(アドレスの先頭にあるnospamは削除してください。すぐにお返事できるとは限りません。あらかじめご了承ください)

・使用料のをお支払いいただくときに、ベクターではなく振込みをご利用される場合、送金後にメールをいただければ幸いです。メールを頂けましたら、以降バージョンアップ等のご案内をさせていただきますのでよろしくお願いします。

2003年3月24日発売のMobilePRESS 2003年春号BTMemoを紹介していただきました。

2003年4月25日、PC WEBレビュー記事(1)(2)(3)を掲載していただきました。

BTMemo解体新書を設置しました。(もうネタ切れです。更新は行われていません。)